安野貴博(あんのたかひろ)

作家、連続起業家、エンジニア。技術と物語を主なテーマに、AIに関する作品の制作やスタートアップの創業を行なっている。合同会社機械経営代表。東京大学工学部松尾研究室卒。AIテクノスリラー小説「サーキット・スイッチャー」が第9回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を受賞しデビュー。チャットボットソリューションの株式会社BEDORE(現PKSHA Communication)の代表取締役を務めたのち、2018年にリーガルテックのMNTSQを共同創業。英Royal College of Artにて準修士。M-1グランプリ2回戦敗退。

著作

サーキット・スイッチャー
早川書房, 2022

コンティニュアス・
インテグレーション
星新一賞優秀賞, 2019

フリーフォール
2084年のSF収録, ハヤカワ文庫JA, 2022

純粋人間芸術
SFマガジン2023年2月号収録, 2022

シークレット・プロンプト
AIとSF収録, ハヤカワ文庫JA, 2023

ディープ・フェイカーズ
小説すばる2023年6月号収録, 2023

机上の九龍城
マンガ, 2023

創業企業、団体

株式会社BEDORE (現PKSHA Communication)
2016年創業、2018年まで代表取締役

MNTSQ株式会社
2018年に共同創業、2022年まで取締役

合同会社機械経営
2023年創業、代表

実験東京(AIアートコレクティブ)
2023年

その他制作

AIに関する次世代リーダーとの車座対話
有識者会議, 2023
岸田文雄総理に対して生成AIの技術デモを実施

ディープフェイクユーチューバー
Digital Art, 2023
ディープフェイク技術をYouTubeに活用

ロボット漫才
Robot performance, 2015
ロボットで史上初めてM1グランプリ一回戦を突破

Phys-Typography
Digital Art, matter.js, 2022

認知限界
生成AI, Digital Art, 2023
第一回AIアートグランプリ佳作入賞

LIGHTNING UI
User Interface, 2015
未踏スーパークリエイターに認定

ナナイロクエスト – ロボットと生きる未来のものがたり 日本科学未来館常設展
体験型展示 , 2023
シナリオ原案

幻視影絵
Interactive Installation, 2023

生成時計 (Generative Clock)
Interactive Art, 2023

サーキット・スイッチャー (AI予告編)
AI予告編, 2024

ステートメント

近年、技術が進化するスピードは指数関数的な加速を見せており、今や社会が技術を受容する速度よりも早くなりました。技術は単体でインパクトをもたらすことはできません。人の心がそれを受け入れることで初めて社会は変わります。だから、私たちは人類史上初めて、人の心の変化速度が社会の進化を規定する時代に生きています。

脳を刺激し、情動を揺り動かす物語は、人の心を変化させる力を持っていると考えています。創作物は空想ですが、それを見た人の世界モデルの変化は現実です。私は技術実装と物語生成の双方を通じて、世界の加速を試みています。

経歴

受賞歴

出演、登壇、インタビュー、政府系会議、等

出版物、記事、エッセイなど

ちょっとバズったブログなど

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